【スラムダンク】
映画になります!#slamdunkmovie pic.twitter.com/jWqvCnASxj
— 井上雄彦 Inoue Takehiko (@inouetake) January 7, 2021
その名を知らない日本人はいないのではないかというほどの人気作品『SLAM DUNK』映画化の第一報は、原作者の井上先生から発信されました!
完結から20年もの時を経て、再び走り回る彼らを見れるとは!
その知名度の高さから瞬く間に注目が集まり、公開前から大きな話題となりました。
社会現象だわ!
試合会場みたいな興奮が満ち溢れてた~!
語りたい事は山ほどありますが、とにかく観てほしい!
そしてできればネタバレを回避した状態で観てほしい!!
という事で、映画の内容に関するネタバレなしで注目ポイントと感想を紹介します。
これから映画を見に行く方の参考になれば幸いです!
・事前情報から考察されていたこと
・注目ポイント
・映画を観る前にすべきこと
映画スラムダンクの内容
『SLAM DUNK(スラムダンク)』と言えば、誰もが思い浮かぶのは安西先生の名言「諦めたらそこで試合終了ですよ」ではないでしょうか?
不良高校生・桜木花道が湘北バスケ部で初心者ながらも超人的な運動神経を生かし、活躍します。
原作は1990年から1996年にわたり『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、アニメはインターハイ出場を決めたところまで放送されました。
今回映画化となり、インターハイの試合が描かれるであろうと予想されましたが、実際はどの試合をどのように描くのかが気になるところ!
事前に公開された動画で、湘北が赤いユニフォームを着用していたり、花道が坊主だったりと、時系列を絞るヒントは描かれていましたね!
事前情報からの考察は記事の後半でまとめて紹介します。
公開日
映画スラムダンクは2022年12月3日に公開されました。
【解禁情報③:最新予告映像】
『THE FIRST SLAM DUNK』
の最新予告映像が公開されました!#スラムダンク特番#SLAMDUNK #SLAMDUNKMOVIE pic.twitter.com/fYlvyzUBB5— 映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式 (@movie_slamdunk) November 4, 2022
原作・脚本・監督は全て井上雄彦先生とのことで、もはや期待しかありません!
CGでの映画化となったため、公開前にTwitterで映像が投稿されると賛否両論ありました。
しかしながら、原作者ご本人が脚本・監督をしてくださっているので、絶対に素敵な作品になる事はまちがいありません!
声優
桜木花道 | 木村昴 |
流川楓 | 神尾晋一郎 |
宮城リョータ | 仲村宗悟 |
赤木剛憲 | 三宅健太 |
三井寿 | 笠間淳 |
1993年~96年に放送されていたアニメの時とは全員声優が変わっています。
【解禁情報①】
湘北メンバーのボイスキャストが決定!宮城リョータ:#仲村宗悟
三井寿:#笠間淳
流川楓:#神尾晋一郎
桜木花道:#木村昴
赤木剛憲:#三宅健太#スラムダンク特番#SLAMDUNK #SLAMDUNKMOVIEキャスト5名が出演している特番がプレミア公開中✨https://t.co/Svxgtn0YdG pic.twitter.com/rx5PVwYOPz
— 映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式 (@movie_slamdunk) November 4, 2022
声優が発表されるや否や【声優交代】と、大きな話題となりました。
確かにアニメで慣れ親しんだファンにとっては、全員の声が変わることは違和感の強いことかもしれませんね……
しかし皆さん実力のある声優さんたちなので、期待しましょう!
主題歌
オープニング主題歌はThe Birthdayが、エンディング主題歌は10‐FEETが担当しています。
『THE FIRST SLAM DUNK』
オープニング主題歌:The Birthday
エンディング主題歌:10‐FEET
2組のアーティストからコメントも到着!#スラムダンク特番#SLAMDUNK#SLAMDUNKMOVIE pic.twitter.com/D7WbKWOjgc— 映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式 (@movie_slamdunk) November 4, 2022
アニメ『SLAM DUNK(スラムダンク)』は、
- ZARDの『マイフレンド』
- 大黒摩季さんの『あなただけ見つめてる』
- WANDSの『世界が終るまでは…』
- BAADの『君が好きだと叫びたい』
などの名曲が作品を見事に彩っていました。
映画にも期待ですね!
映画スラムダンク感想
めっっっっちゃくちゃ良かった!
試合もアツいんですが、あるキャラクターのバックボーンがしっかりと描かれていて、もうほんとに絶対観て!!としか言えません(笑)
そして、絶対観てほしいからこそネタバレはしたくありません!!
劇場で隣に座っていた男性は前のめりになって座り、時々声が漏れていました。
おそらくドンピシャでスラムダンク世代の方なんだろうと思います。
興奮の様子が伝わってきました!
逆隣りは高校生くらいの女の子が2人だったんですが、上映後早速感想を言い合っていましたよ!
原作もアニメも彼女たちが生まれる前に流行った作品なのに、予習済みだったようで原作も話題に出ていました!
賛否両論あったCGと声優交代の件。
CGアニメは個人的にあのリアルさと皮膚の感じが苦手なので、イラストのものを見たかったという気持ちもあります…。
でもリアルだからこそバスケットの臨場感が増すんでしょうね。
それに世界観が素晴らしすぎるので、すぐに引き込まれました!
あと、音が良すぎます!これは絶対に映画館で観るべきですね!
新しいキャストによるNEWスラムダンク、やはりアニメの印象が強く残っている人は違和感を感じるかもしれません。
ただそれはほんの一瞬。
声優交代に否定的な意見を一瞬で黙らせるほどの力が作品にありました!
ちなみに、井上先生が声優について触れたインタビューがこちらです。
連載していた頃にテレビアニメがあり、声優さんたちがいらっしゃったけど、自分としてはそこにはさわれないというか。あの何年間かのテレビアニメで声優さんたちは、プロフェッショナルとしてキャラクターと向き合い、それぞれのやり方でキャラクターを育ててこられたと思うんですね。その方たちにもしも今回お願いしたら、その方たちのお芝居をいったん捨ててもらわないといけなくなる。かつて育てられたキャラクターをいったん捨ててもらわないといけないことになっただろうと思うんですね。それはできないなというのがあって。
連載終了時からずっと自分の中に生きているんですよね。その世界が。人物だったりも。だから常にちょっとずつ発見があるというか。自分の中で“こういう奴なんじゃないか?”と思いついたことをメモしたりして。そういうののお披露目の場みたいな感じでもありますよね、今回の映画って。
映画スラムダンクの入場特典
初日の入場特典は井上監督書下ろしのビジュアルカードでした!
このチビキャラ、可愛いですよね!
裏についているQRコードからARカメラで読み取ると、キャラクター達が動きます!
事前情報からの考察
公開前に公式ツイッターで映像の一部が投稿されていました。
その映像からいくつかの考察がされていたのでまとめて紹介します。
花道が坊主
原作で花道がリーゼントから坊主になったのは、インターハイ予選(海南大附属戦)後でした。
映画では坊主になっているので、インターハイの試合が描かれるのは確定ですね。
アニメもインターハイ出場を決めたところまでしか放送されていないので、インターハイが部内なのは間違いないでしょう。
主役が花道じゃない?
『SLAM DUNK(スラムダンク)』の主人公は桜木花道です。
しかし、予告映像を見るに妙に宮城リョータにスポットがあっているような…。
東映アニメーション公式YouTubeチャンネル
「行け」と言っている女性は誰?
なぜ円陣の掛け声をゴリではなくリョータが?
「1番」=「PG」=「リョータ視点」?
なんちゃって!
対戦相手は?
花道が坊主頭で、赤いユニフォームを着用したインターハイ戦は山王工業との試合です。
原作の最終章にあたるエピソードで、かなり激アツな展開になっているので、映画化される可能性は充分ありますよね!
原作漫画を読んでから見るべし!
『SLAM DUNK』を随分前に読んだ人が“初めて観る”みたいなことができたら、それがいいんじゃないかなって。喜んでもらう形のひとつとして。なので、出会ってもらう。こういう『SLAM DUNK』もあるのかと、初めて出会うみたいな出会い方をしてもらえたら嬉しいなと思いますね。
THE FIRST SLAM DUNK公式サイト
これは、映画スラムダンクがファンにどう届くと良いかという質問に対する井上先生の回答です。
本作は、視聴者がスラムダンクを読了済みであることを前提に作られています。
ただ、繰り返しになりますが原作は20年以上前に連載が終わっているので、記憶が曖昧な方も多いのではないでしょうか?
遠い記憶を思い出しながらでももちろん楽しむことはできます。
しかし、事前に原作を読み返しておいた方が格段に面白いです!!!
なので映画前に原作を読んでおくことを全力でオススメします!!
時間が無い方はインターハイ以降だけでもOKです。
ハンカチを持って行くべし!
SNSで映画を観た人の感想を見ていると、「開始5分で泣いた」「2時間ほぼ泣きっぱなしだった」などといった声を見掛けます。
映画館に行く時はハンカチを忘れずにお持ちください!
とりあえず観て!
超話題作にもかかわらず、作品に関する情報はかなり伏せられていた『THE FIRST SLAM DUNK』
映画を観ると、情報を伏せていた意味が分かります。
これは何も知らない状態で見た方が感動が倍増する作品です。
ネタバレ回避は難しい世の中ですが、できるだけ情報をシャットアウトした状態で観てほしい作品でした。