【呪術廻戦】乙骨憂太は死亡した? 死滅回遊での動き、羂索・宿儺戦のその後も解説

特級呪術師・乙骨憂太 徹底解説
宿儺に真っ二つにされたけど、その後はどうなった?
『劇場版呪術廻戦0』の主人公で、その後ミゲルとともに海外で過ごしていた乙骨憂太。
九十九、五条、夏油に続く4人目の特級呪術師の乙骨はなかなか本編に出て来なかったものの、渋谷事変から満を持して登場!
しかし、初っ端から虎杖を殺しにかかったり、皆と合流しても早々に仙台で孤軍奮闘したりと損な役回りばかり。
さらに、新宿決戦では羂索とも宿儺とも戦い、2回も死亡フラグを立てるという目の離せない活躍をしていました。
そこで本記事では、死亡フラグが立っていた乙骨憂太の死亡説について徹底解説。
死亡シーンや死亡と復活の経緯を詳しく紹介します!

・乙骨憂太は死亡したのか
・乙骨憂太の死亡フラグ
・乙骨憂太死亡シーン
・乙骨五条とは
・死亡と復活を繰り返す乙骨憂太の時系列
・新宿決戦後の乙骨憂太 など
関連記事

現代最強呪術師 五条悟の死亡シーン徹底解説 人間の負の感情から生まれた呪霊と、それを祓う呪術師の戦いが描かれる『呪術廻戦』 五条悟は、作中最強の呪術師で作品を代表する超人気キャラクターですが、残念なことに死亡が確定してしまいました。[…]

関連記事

突然ですが皆さん、呪術廻戦の死滅回遊編には順調についていけていますか? 死滅回遊編が読めるのはこちら (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a][…]

呪術廻戦 死滅回遊 黒幕
関連記事

呪術高専京都校2年 人型ロボ 準1級呪術師【メカ丸】とは 個性的なキャラクターが多く登場する『呪術廻戦』の中でも、とくに異彩を放っている呪術師の1人がメカ丸です。 姉妹校交流会はパンダに破れ、二日目の野球には不参加。 気になる存在で[…]

呪術廻戦 メカ丸
関連記事

【呪術廻戦】内通者の謎まとめ 結局、学長以上の内通者って誰だったの? 呪術廻戦で内通者の存在に触れられたのは、34話とかなり初期。 その後、メカ丸(与幸吉)が内通者として確定した場面は分かりやすかったものの「もう1人いるとされる学長以[…]

呪術廻戦 内通者 もう一人
TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

TVアニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折」総集編 2025年5月30日公開 TVアニメ『呪術廻戦』続編「死滅回游」鋭意制作中!…

少年ジャンプ+

<完結済み>類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある…

乙骨憂太とは

年齢 17歳
生年月日 2001年3月7日
高専入学方法 スカウト
等級 特級呪術師(特級被呪者)→四級呪術師→特級呪術師
好きな食べ物 塩キャベツをごま油で
嫌いな食べ物 ステーキの脂身
ストレス 同級生に会えない
一人称 「僕」
身長 1年時170半ば→2年時170後半(伏黒恵より高い)
出身地 宮城県仙台市
術式 里香/術式の模倣(コピー)
領域展開 真贋相愛
反転術式 使用可能
CV 緒方恵美

五条悟に「僕に並ぶ術師になる」といわれるほどの実力の持ち主。

本来は温厚な性格で、自分は二の次。
しかし、仲間が絡むと本気で殺しにかかってくるイカレ具合も乙骨憂太の魅力の一つです。

なんで自分なんかのために必死になるんですか?

死滅回遊で、烏鷺亨子に言ったセリフ。
たった一言で乙骨の人間性が伺いとれるな、と思わされました。

乙骨憂太の等級

乙骨憂太の等級は、高専入学当初から『特級』でした。

数か月前まで呪術とは関係のない世界で生活していた乙骨が特級であることに禪院真希は驚いていましたが、のちに乙骨が日本の三大怨霊のひとり・菅原道真の子孫であり、現代最強の術師・五条悟とは遠縁の親戚であることがあきらかになります。

ぱんだ
この出自なら特級になるのも納得だね!
乙骨は夏油傑との1件のあと、一度4級に降格し制服が白→黒になりました。
しかし、その後再び特級に返り咲き、制服も白に戻っています。

乙骨憂太の術式

乙骨憂太の術式は、連載中もハッキリと分からない部分が多く考察対象になっていました。

呪術廻戦0で折本里香は解呪したのに、本編でも里香に似た何かを連れている。
でも呼び方は「リカ」になってる。

どういうこと?となった読者もいたと思うので、簡単に解説します。

術式「里香」とは

連載中に発売された公式ファンブックでは、乙骨の術式は「里香」と記載されています。

呪術廻戦0で乙骨を守っていた特級過呪怨霊。
「呪いの女王」と称され、両面宿儺と並んで恐れられる存在でした。
(とはいえ、全盛期の宿儺には敵わない)

里香は「最愛の人を拘留する縛り」により乙骨に「底なしの呪力」と「無条件の術式模倣」を可能とさせています。

里香解呪後の「リカ」とは

乙骨は呪術廻戦0のラストで解呪に成功し、折本里香は成仏。
術式「里香」は使えなくなります。

じゃあ、本編で登場した「リカ」って何?

「リカ」は、折本里香の成仏後、乙骨に残された外付けの術式と呪力の備蓄です。
里香ちゃんが成仏する際に、乙骨を想い遺していったのでしょう。

「リカ」にできること

・術式の使用
・「リカ」の完全顕現
・「リカ」からの呪力供給

ねこ
すごい!
これなら里香がいなくなっても、前みたいに戦えるわね!
しかし、そうはいきません!
「リカ」には、指輪を通して接続している5分間しか使えないという時間制限があります。
とはいえ、里香ちゃんが遺したものなので「憂太をいじめるなぁ!」精神はそのまま引き継がれており、この上ない味方になってくれます。
乙骨本来の術式「模倣」
「里香」のときは、他者の術式を無条件でコピーできました。
しかし、「リカ」に変わってからは模倣対象者の肉体の一部をリカに摂取させる必要があり、乙骨がその術式を使用するにはリカとの接続が必要です。
僕の模倣術式の条件は模倣対象の肉体の一部をリカちゃんに摂取させること
摂取量や摂取部位は模倣対象や使用回数によって変わるんだ
より強い術式を模倣するためには術師にとってより致命的な肉体の部位が必要だと思ってくれていい
でも致命的な部位が摂取できなくても使用回数の縛りを入れれば条件は満たせる
もっと簡単に言うと?
摂取するのが、毛髪や唾液などでは意味がない。
腕とか指とか足とか、肉体そのものじゃなきゃ術式をコピーできない。
反転術式で腕を生やせる五条の腕を摂取させたとしても、反転術式で直した時点でコピー失敗。
つまり、「模倣」は乙骨本来の術式ではあるものの「リカ」の協力がないと成立しない。
また、条件も厳しくなったため使える場面は限られる。
ねこ
夏油戦で呪言を使えたのは、まだ無条件のときだから狗巻先輩の肉体の一部がなくてもコピーできたってことね!
ぱんだ
その通り!
乙骨は本編でも呪言をコピーしてるけど、そのときは現代医療でも反転術式でも狗巻の腕が治らないと判断されたから使わせてもらったって言ってるぜ!

乙骨憂太の領域展開

249話にてようやく乙骨の領域展開「真贋相愛」がお披露目されました!

「真贋相愛」の効果

  • コピーしストックしている術式の一つを選択し、必中術式として結界に付与
  • 残りの術式は領域内に顕現する複数の刀にランダムに宿る
  • 刀に宿る術式を引き出せるのは乙骨のみ

やや、ギャンブル性のある領域展開ではありますが、ストックが多ければ多いほど手数も戦法も増やせます。

ただし、どの刀にどの術式が宿るかは乙骨自身も刀を手に取る瞬間まで分かりません。
また、一度使うと消滅します。

要するに出たとこ勝負!アドリブ重視!な領域。
それでも、乙骨と虎杖は「真贋相愛」の中でなかなか息の合った共闘をしていました。

乙骨憂太は死亡したの?

乙骨には、2回ほど「死んだ」と思わされましたが、最終回で無事生存が確認されました
ぱんだ
五条悟に次ぐ実力者だから、どうしても厳しい戦いを引き受ける場面が多くてずっと不安だったなぁ。
「復活は絶望的では!?」と思わされた死亡フラグと死亡シーン2つを、それぞれ詳しく解説します。

乙骨憂太の死亡フラグ①

両面宿儺に胴体を真っ二つに分断される
五条悟の真っ二つが印象的過ぎて乙骨の負傷がかすみがちですが、実は乙骨も思いっきり宿儺に斬られていました。
いくら反転術式が使えるとはいえ、腕を生やすのと、別れた体をくっつけるのとでは訳が違います。
というか、そんなこと大当たり直後の秤でも生きてられるのか怪しい……。
関連記事

今回は死滅回遊に参加中の【秤金次】についてのまとめ記事です! https://twitter.com/jujutsu_PR/status/1508262601918062596 秤の術式はおそらく作中[…]

乙骨憂太の死亡シーン①

28巻251話、252話。
251話にて宿儺の「解」を喰らい、胴体(胸もとあたり)分断。おそらく左手も手首から斬り落とされています。
252話にてリカが泣きながら回収、憂憂の術式で家入の元へ瞬間移動。
五条→鹿紫雲→虎杖、日車、日下部、脹相、猪野と戦ってきた宿儺の元に、羂索戦を終えた乙骨が駆けつけます。
乙骨は、五条vs宿儺の情報を整理しつつ、すぐに領域を展開して虎杖と共闘。
宿儺が「彌虚葛籠」を解除して「解」の斬撃を出そうとすると予測し、掌印も呪詞の詠唱も防ごうとします。
虎杖とリカは4本ある宿儺の手を拘束し掌印を対策。
乙骨は腹から舌を引き抜き詠唱を対策。
顔面では虎杖が吹き付けた血が炸裂。
さらに乙骨は、コピーした「邪去侮の梯子」を出力最大でぶち込み宿儺を追い詰めます。
同時進行で虎杖は、受肉体となった伏黒の魂を叩き起こし引きはがそうとしますが、伏黒が生きる意志を失っていたことで作戦失敗。
ここで、残酷にも呪詞の詠唱「龍鱗」「反発」「番いの流星」が聞こえ、宿儺の斬撃が炸裂。
距離を詰めていた乙骨は至近距離で「解」を喰らってしまいました。
斬撃も弱まっている‼
近づいてももう怖くない‼
ぱんだ
このセリフが伏線になるなんて……。
禅院真希の急襲と入れ替わるように、リカが泣きながら乙骨を回収。
憂憂の術式で戦線離脱しますが、生死不明となりました。

261話で乙骨が家入の元に運ばれたシーンが描かれます。
家入の助手をしていた甘井は
五条さんと同じ
体が真っ二つだ
これはもう……
俺の術式はもちろん
乙骨さんの反転術式のキャパを超えている
と絶望していました。

乙骨憂太の死亡フラグ②

五条の肉体で戦闘中、羂索の術式が焼き切れ倒れる
260話のラストで五条のシルエットとともに
宿儺は見た
手ずから葬った最強の亡霊を
との一文が入ります。
この正体こそ、羂索の術式で五条の肉体に乗り換えた乙骨憂太です。
乙骨は「脳を入れ替えることで肉体を移り渡る」羂索の術式を使って、五条の死体に移ります。
しかしこの倫理観を無視したぶっ飛んだ作戦、乙骨自身が発案していますが猛反対を喰らっています。
なぜなら、術式使用後の乙骨の安否が不確かすぎるから。
乙骨が乙骨憂太の体に戻れる確証がない。
そもそも、死ぬ可能性のほうが高い。
乙骨が大事だから、周りは揃って反対しますが乙骨は反発。
五条先生は⁉
五条先生は大事じゃないの⁉
僕たちはみんな‼
ずっと怪物になることを五条先生一人に押し付けてきたんじゃないか‼
五条先生がいなくなったら誰かが怪物にならなきゃいけないんだ‼
誰もなる気がないなら僕がなる‼
みんなが「五条なら大丈夫」的なスタンスでいる中、乙骨のこのセリフは重いですね!
乙骨は死滅回遊中にも
先生……
先生に二度も親友を殺させない
と、五条を思いやる様子を見せていました。
百鬼夜行のあと、夏油傑と五条悟の関係とか顛末とかを知って、いろいろと思うことがあったんでしょうね……。

と、逸れた話をもとに戻しますが
五条の肉体に渡った乙骨は、やはりその体のまま時間無制限に戦うことは叶わず早々にリタイアとなりました。
関連記事

現代最強呪術師 五条悟の死亡シーン徹底解説 人間の負の感情から生まれた呪霊と、それを祓う呪術師の戦いが描かれる『呪術廻戦』 五条悟は、作中最強の呪術師で作品を代表する超人気キャラクターですが、残念なことに死亡が確定してしまいました。[…]

乙骨憂太の死亡シーン②

29巻263話にて、五条の肉体で「茈」を出そうとした所で、羂索の術式や焼き切れ戦闘不能に。
乙骨は、五条の領域展開「無量空処」で宿儺の術式を対策。
しかし宿儺は攻撃の隙など与えてくれず。
ぱんだ
そりゃそうだろ!
そこで、ボイレコに吹き込んでいた呪言で一瞬動きを止め、詠唱からの「茈」で宿儺にダメージを与えました。
とはいえ、致命傷にはならず。
しかも、慣れていない領域で、慣れていない体で、慣れていない攻撃だったため、決壊ごと破壊する結果に。

互いに領域展開していた宿儺と乙骨。
すぐには術式を使えない宿儺を追い詰めようと虎杖・藤堂も加勢。
術式が回復次第「茈」を叩きこむよう乙骨に指示する藤堂でしたが、限界が来ます。
乙骨が模倣した羂索の術式もまた領域展開により焼き切れている
5分を待たずして羂索の術式の運用が止まる
ここで、乙骨は倒れてしまいました。
羂索の術式が止まるということは、乙骨が五条の肉体で活動できなくなることを意味しています。
しかしこの時点では、乙骨の肉体がどうなっているかもわからず。
戻れるのか不安の残る展開となりました。
ねこ
戦いが激しすぎてそれどころじゃない感じだけどね。

乙骨憂太の死亡と復活を時系列順に解説

2度も死にかけ死亡フラグを立ててきた乙骨の動向を、時系列順にするとこんな感じです。

・虎杖悠仁の処刑人として、渋谷事変参加
・死滅回遊は仙台コロニーに参戦
・ゴキブリ呪霊にキス&石流龍、烏鷺亨子に勝利の活躍
・五条が敗北した場合、自分が五条の身体を使うと提案し猛反対される
・入れ替え修行で決戦に向け準備を進める
・五条vs宿儺戦を仲間たちと見守る
・岩手に移動し、羂索vs髙羽戦を身を潜め見守り止めを刺す
・五条敗北後の宿儺戦へ参戦
・虎杖と共に戦うが、胴体を真っ二つにされる
・コピーした羂索の術式を使って、五条の肉体に移る
・五条の肉体で宿儺戦に再戦
・虎杖、東堂とともに戦うが羂索の術式が焼き切れ倒れる
ねこ
いや! 乙骨先輩、めちゃくちゃ活躍してるじゃん!
重要な戦い全部に出てない!?

渋谷事変

強烈なプレッシャーを放ちながら、虎杖・脹相・禅院直哉の元に姿を現す。
虎杖を殺しにかかる。
脹相は乙骨を一目見て「五条悟と同じタイプと見た。戦ったら死ぬ」と感じていました。
脹相の忠告を聞いたうえで虎杖は乙骨との一騎打ちに臨みますが、押され気味。
さらに、リカに拘束されたことで身動きができなくなり、乙骨に胸を貫かれています。
乙骨はその後、瀕死の虎杖を引きづりながら直哉の元へ戻り、条件付きで死にかけの直哉を反転術式で治癒しました。
辛そうですね直哉さん
僕の反転術式 他人も治せますよ
その代わり
虎杖君の死はアナタの口からも上に報告してください
虎杖は一度死にましたが、乙骨は虎杖の心臓が止まると同時に反転術式で一気に治癒し蘇生させていました。
乙骨が虎杖の死刑執行人を引き受けるまでの流れ
  • 9月ごろ、海外まで五条が会いに来て自分に何かあったら一二年を頼みたい、とくに一度秘匿死刑が決まった虎杖に注意を払ってもらいたいと託していた
  • 他に執行人を立てられたり、虎杖の情報を遮断されると厄介だと判断
  • 自らが死刑執行人になることを決める
  • 五条の教え子、虎杖と同じく過去に秘匿死刑が決まっていた乙骨は上層部からの信頼が薄いため、虎杖を殺すことを縛りとして執行人を認めてもらうことにした
  • 縛りがある以上、実際に虎杖を殺さなくてはならない
  • 本当に一度殺して、すぐに心臓を治癒。虎杖の死を偽装した
  • すぐにバレる可能性がもちろんあるが、虎杖の死刑は執行済みで処理される

死滅回遊

虎杖と、もし次に宿儺と変わったら迷わず殺す約束をする。
身内同士の潰し合いを避け、単身で仙台コロニーに向かう。
ドルゥヴ・ラクダワラ、石流龍、烏鷺亨子、黒沐死撃破の活躍!
仙台コロニーは、ドルゥヴ・ラクダワラ(91点)、石流龍(77点)、烏鷺亨子(70点)、休眠中の黒沐死(54点)が三竦みの四つ巴状態となっていました。
しかし、乙骨は35点獲得した状態でドルゥヴ・ラクダワラを撃破し、状況を壊します。
非術師を連れ結界に向かう途中、ドルゥヴの生存を休眠導入条件に設定していた黒沐死が覚醒し、乙骨を急襲。
石流・烏鷺の視線に気づいた乙骨は、反転術式とリカなしで黒沐死を祓おうとしますが、致命傷になりかねない攻撃を受けたため仕方なく反転術式の生のエネルギーをぶち込み、窮地を脱しました。
ねこ
ゴキブリとのキス……。
話題になったわよね……。
反転術式を使えるだけでなく、アウトプットまでできることを二人に悟られた状態で、烏鷺との対戦に突入。
強いのに術式の開示までして必死な烏鷺に、乙骨は「友達とか恋人とかいないんですか?」「なんで自分なんかのために必死になるんですか?」と挑発ともとられかねないまさかの発言w
ぱんだ
乙骨先輩は決して煽ってる訳じゃないのに、結果的に烏鷺をキレさせてるww
そこに、石流のグラニテブラストが炸裂し、三つ巴に!
烏鷺も宇守羅彈で応戦し、乙骨の膨大な呪力の底が見えてきたところでリカ召喚!
呪言・ドルゥヴの術式と異なる技を出したことで、乙骨の術式が「模倣」であることがバレます。
ボルテージの挙がった3人はそれぞれ領域を展開。
乙骨の全力を阻止するため、石龍と烏鷺は同時にリカを結界に入れないよう動きますが、リカは「憂太を返せ」とブチ切れ!
ぱんだ
正確には、「里香ちゃん」の遺志がリカをキレさせたんだよね!
キレたリカが乱入しようとしたとき、休眠前に単為生殖を成し遂げていた黒沐死の子に日本中の畏怖の呪力が注がれます。
プレイヤーの黒沐死は死にましたが、呪霊としての黒沐死が予定外に侵入してきたことで、3人の結界は崩壊。
ねこ
領域展開直後は、術式が焼き切れて使用困難だからチャンスなのよね!
乙骨は、相性が悪い黒沐死に意識を割いた烏鷺を見逃さず、すぐさま攻撃に出ます。
そして、たまたま黒沐死が食いちぎった烏鷺の腕をリカが食い、ボロボロになったところで石流の攻撃が直撃。
烏鷺、脱落。
そばにいた黒沐死も乙骨に瞬殺され、脱落。
乙骨・リカvs石流の最終戦となります。
石流は術式を使用してもしなくても同等の攻撃が可能な唯一の術師で、リカ完全顕現中のみ乙骨が使用できる呪力の高出力指向放出よりも高威力です。
そのため、乙骨は少しでも早く呪力を溜めて石流が最大出力に達する前に放つ予定でいました。
しかし、石流の熱い眼差しが戦いそのものに意味を見出すことのない乙骨の心を刺激。
激しく打ち合ったあと、乙骨はリカに隙を作ってもらう形で石流に接近。
近距離で石流に高威力の攻撃を撃たれた瞬間、乙骨は烏鷺の術式で攻撃をかわしました。
ねこ
ここで術式を模倣するには、リカが相手の肉体の一部を食べる必要があることに気付かされるのよね!
あと一押しのところで、時間制限により乙骨とリカの接続が切れます。
残された乙骨は石流の動きを止め、先ほど宇守羅彈で跳ね返していたブラストグラニテを石流に叩きこみ、決着をつけました。

準備期間

五条復活後、最悪の場合は肉体をもらい受け戦う提案をするが猛反対される。
それでも五条との入れ替え修行をおこない、決戦に備える。
上層部の始末に向かう五条を、ほかの2年生たちと一緒に見送る。

新宿決戦

単独で宿儺戦に向かう五条を、ほかのみんなとともに送り出しモニタリング。
五条敗北後、予定通り羂索の元へ

羂索戦

高羽が羂索を追い詰めるも、とどめはさせないと踏み待機。
首を斬り、羂索に勝利
羂索にとどめを刺す役として乙骨が選ばれたのは、術式の暴走対策のためです。
羂索が乗っ取っている夏油が持つ術式は、呪霊操術。
羂索が死亡した際に、コントロールが失われると取り込んでいた大量の呪霊が暴走するのでは、と考えた結果、最も対応力が高い乙骨+リカが選ばれました。
この作戦は勝率を重視した最善策でしたが、自分が宿儺戦にすぐ出られなかったことや、負傷者が出たことに乙骨自身は罪悪感を抱えていたようです。
日車さんがやられた
僕がここに残らなかったせいだ
僕がここに残って「処刑人の剣」の策を全力でサポートして完遂させるべきじゃなかったのか?
羂索の奇襲が真希さんでもよかったんじゃないのか?
呪霊操術の暴走は渋谷での呪霊放出を最大規模として
それを人的被害なく食い止めるにはリカちゃんの力が必要不可欠だった
すべて言い訳だ
僕が僕の手で羂索を終わらせたかった
この状況は僕が姉板
全て僕が悪い
だからこの領域内で全てに決着をつける
ぱんだ
乙骨先輩も虎杖並みに全責任を一人で引き受けようとするよな……。
ねこ
五条と夏油の関係を知っている乙骨だからこそ、「先生に二度も親友を殺させない」「羂索は僕が殺す」の決意がすごいのよね!

宿儺戦その①

リカとともに、遅れて参戦し領域展開。
虎杖と共闘するが、一度宿儺に真っ二つにぶった切られる。
羂索の術式で五条の脳に乗り移り、五条の肉体で再戦へ向かう。
乙骨が到着した時点で宿儺は、五条戦の影響で未だ領域を使えず。
反転術式の効きも鈍い状態。
呪力総量も乙骨と同じくらいにまで落ちていました。
ねこ
狙うのはここしかないわね!
虎杖が、宿儺と伏黒の魂の境界に攻撃を仕掛けるたび、宿儺は呪力出力が下がり肉体のコントロールが鈍ります。
さらに、乙骨は呪言や宇守羅彈を出しながら、上位機内で筆誅術式の対象を宿儺にのみ絞る高度な運用。
これには、さすがの宿儺も関心を示していました。
そこを逃さず、宿儺の「捌」を模倣。
「邪去悔の梯子」も出し勝機が見えたように思えましたが、宿儺の斬撃にぶった切られてしまいます。

乙骨五条

ミゲル、ラルゥ、脹相なども加わり総力戦を繰り広げるが、宿儺は不完全ながら伏魔御厨子を展開。
さらに、「竈」の熱で高温の衝撃波が発生し、渋谷で魔虚羅を一撃で倒した爆撃を再現。
術師たちは、藤堂が冥冥のカラスと位置変えして脱出させるが、中心地にいた虎杖は捕捉できず残る。
虎杖+藤堂vs宿儺戦に、五条の姿をした乙骨が参戦。
まさかの乙骨参戦は、宿儺も予想できず!
すまんな!ナメてたよ!
そこまでできる奴とは思わなんだ!
乙骨憂太‼
日本人離れした肉体のリーチに慣れない乙骨は、ちょいちょい攻撃をミスりますが、だからこそ五条のすごさを誰よりも実感します。
万能で完全無欠のように見えた無下限呪術も
想像以上にピーキー!
一度の入れ替えじゃ使いこなせるはずもない!
六眼が必要不可欠なのも頷ける!
『大丈夫 僕最強だから』
そう言い切れるまでにどれほどの……!
ねこ
なんか、乙骨先輩誰よりも五条先生に寄り添ってくれてて泣けるんだけど!

宿儺戦その②

領域展開・術式・体術、五条の肉体を最大限活用。
虎杖・藤堂とともに攻め込むが、5分を待たずして羂索の術式運用がストップ。戦闘不能に。
乙骨が倒れたことに一瞬気を取られた藤堂。
宿儺がそこを突かないはずもなく、黒閃を放ちます。
位置を変えながら虎杖・藤堂で攻める中で、来栖の出力最大「邪去悔の梯子」が宿儺に直撃。
これは、乙骨の模倣術式の強みが生かされた結果でした。
模倣術式の強みってどういうこと?
乙骨が術式を使うと、相手は乙骨はどんな術式を何個持っているのかばかりを気にして、コピー元への意識が薄れる。
乙骨が術式をコピーしてるからわざわざ本家が出てくることはない、と思われがちになる。
また、相手の肉体の一部を食べる条件を知っていると、模倣より奪うイメージが強くなる。
結果、コピーした術式を使うのは乙骨のみだと思われがちですが、実際はコピー元の術師ももちろんしようできます。
つまり、模倣術式の強み=同じカードを手元に2つそろえられることです。

宿儺戦決着

来栖と、来栖をかばった藤堂離脱。
虎杖vs宿儺の一騎打ち。
伏黒が再び生きる意志を持ち直す。
復活した釘崎の「共鳴り」で宿儺の領域展開を阻止。
術師の勝利で幕締め。
乙骨は離脱後の再登場はないまま、最後は1年生が頑張りました!
釘崎が「共鳴り」を打ち込んだのは、五条が隠し通していた宿儺の指です。
乙骨が宿儺の術式を使用した際、最後の1本を食べたような展開でしたがあれはミスリードで、あの時食べたのは虎杖の指です。
元々乙骨は、五条が隠している指をリカに食べさせるつもりでした。
しかし、五条はそれを拒否。
さらに、仮に五条が隠している指を食べたとして、コピーはできても御厨子の術式情報を知るには不十分だと進言。
さらにさらに、宿儺とのつながりは残しておくべきだとの持論も展開したうえで、食べるなら虎杖の指を食べることを提案します。
ねこ
どうして五条先生はそんなこと言ったのかしら?
乙骨の模倣条件の一つに、より強い術式をコピーするためには術師にとってより致命的な肉体の部位が必要というものがあります。
「宿儺の肉体から離れた場所で封印されている指」よりも「肉体に宿儺の術式が刻まれている虎杖の指」のほうが術師にとってより致命的な肉体の部位となるでしょう。
だから乙骨は、本来医療で治せないものしかリカに摂取させなかったものの、このときだけは不自由なく使える虎杖の指を犠牲にする道を選んだんだと思います。
すべては、勝率を少しでも上げるため!
ねこ
うわー!
これは乙骨先輩、かなり苦しい選択をさせられたわね!
ぱんだ
虎杖は迷いなく「使ってくれ」っていうだろうけど、提案するのはかなり勇気がいるよな……。
虎杖君
今は使えなくとも君の肉体にはすでに宿儺の術式が刻まれている
五条先生が六眼で確認したから間違いない
だから
このときの乙骨の表情がやけに厳しかったのは、そういうことだったんですね。
実は、虎杖に宿儺の術式が刻まれることは2巻の時点で示されていました。
虎杖が地下室で五条と秘密特訓する際、「悠仁は呪術使えないよ」と言われ凹んでいるシーンで五条は「今はつかえないだけ。そのうち君の体には宿儺の術式が刻まれる」と言っています。
乙骨の元々の考え通り、最後の指をリカに食べさせていたら宿儺の術式の完成度が低かった可能性があるうえ、釘崎の共鳴りがなかったことになります。
五条って、本当に頭いいというか、先の先の先くらいまで考えているというか……。
そんなわかりにくい五条の言うことをちゃんと聞く乙骨もナイスというか……。
ほんと、全員でつなげた勝利としか言えません!

 その後の乙骨憂太①

30巻269話にて、乙骨憂太本人の肉体での生存確定。
額には縫い目が残る。
生存を確認できたのは一安心でしたが、なぜか真希から「憂太テメェコノヤロー!」と怒鳴られていましたねw
ねこ
まぁ、真希さんは乙骨先輩が大事だから怒ってたのよね!
微笑ましいシーンだわ。

 その後の乙骨憂太②

乙骨は五条家当主代理となり、活動停止したパンダを忌庫に保管。
パンダのエピローグで、2080年に乙骨の孫たちに文句を言っている姿が描かれています
乙骨が誰と結婚したのかは明かされていませんが、孫(兄妹)の顔は禅院家とよく似ている感じがします。(兄が恵とそっくり)
乙骨が真希と結婚したのは濃厚といえるでしょう。

乙骨憂太死亡説 解説まとめ

乙骨は二度の死亡フラグを乗り越えて、無事生存しています。

特級術師として死滅回遊・新宿決戦では大活躍。
一人だけ羂索戦、宿儺戦どちらにもかかわっていました。

夏油を失い孤高の存在となった五条を想い、いろいろと背負いこんでいましたがそれも乙骨のよいところ!
映画のあの弱弱しい少年が、ここまで心強い存在になるとは!
伏黒が手放しで尊敬するのも納得です!

 

最新情報をチェックしよう!