巨乳委員長の【羽川翼】
彼女は驚くべき知識量と高校生離れした精神力で阿良々木の支えとなる重要人物です。
今回はそんな羽川翼が作中で残した名言・詳しい人物像を紹介します。
後半では羽川翼の声を担当した声優さんについてもまとめましたので、ぜひ最後までお楽しみください!
・羽川翼の名言
・羽川翼役の声優
アニメ好きなら誰もが知っているであろう『物語シリーズ』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){argu[…]
すべての〈物語〉はいまここに収束する…… 〈物語〉シリーズ ファイナルシーズン Blu-ray Disc BOX 20…
化物語 - オフィシャルサイト…
羽川翼とは
阿良々木たちが通う直江津高校では誰もが認める超優等生。
三つ編みがトレードマークの眼鏡委員長ちゃん。
(夏以降は髪を切ってボブに!)
全ての発端と言っても過言ではない行動を取った物語シリーズにおける重要人物。
化物語の前日譚にあたる傷物語での羽川のある行動が怪異を引き寄せることに…。
羽川自身も怪異とは深いつながりがあり、ブラック羽川こと障り猫が出てくることも。
さらには苛虎と呼ばれるホワイトタイガーまで登場します!
とにかく阿良々木にとって特別な1人です。
羽川翼の名言
ここからは羽川翼の名言を紹介していきます。
友達の為に死ねないなら…
友達の為に死ねないのなら、私はその人を友達とは呼ばない
なかなか言えませんよ、こんなセリフ!
物語シリーズの主人公である阿良々木は、人の為に(主に女の子の為に)自分の命を懸ける位行き過ぎたヒーロー道を持っていますが、羽川も似た部分があります。
ただし、いくら友達とは言え【その人の為に死ねないなら友達じゃない】は行き過ぎかと…。
正義感を振りかざしかっこつけたセリフにも聞こえますが、羽川の場合本気で言ってるのが怖いところ!
この少女、友達の為なら本当に死ねるんでしょうね…。
何でもは知らないわよ。知ってることだけ
何でもは知らないわよ。知ってることだけ。
羽川と言えばこのセリフ!
阿良々木との会話劇になると、ほぼ100%言ってます。
人付き合いが嫌いなのと、人間嫌いは違うんだよ
人付き合いが嫌いなのと、人間嫌いは違うんだよ
ドキッとさせられる一言。
仰る通りだと思います。
言われた阿良々木もドキッとしたのではないでしょうか。
羽川翼という私の物語を…
羽川翼という私の物語を、しかし私は語ることができない
西尾維新節が感じられる言い回しのセリフですね!
苦労してそうだよね。
そう、私は廊下で寝ている。
そう、私は廊下で寝ている。一軒家の二階、その廊下に布団を敷いて寝ている。私はそれを普通、極当たり前の事だとおもっていたのだけれど、どうやらそんなことはないらしい。
耳を疑うようなセリフ。
何の不自由もなく育っていそうな典型的な優等生というイメージが強い羽川ですが、家庭環境は最悪でした。
戸籍上の両親とは血縁関係がなく、食事は各自が自分のものを用意するというスタイル。
羽川家は一軒家ですが、そこに翼の部屋はない。
挨拶するのはロボット掃除機くらいという闇深い家庭で育っています。
多分私は自分以外の誰かに…
多分私は自分以外の誰かに助けを求めることができないのだ
何でも自分で考えて解決策を見つけられる羽川らしいセリフ。
どんなに困った状況でも、羽川はSOSを求めることができません。
それがたとえ火事で自宅が全焼し帰る家がなくなった時でも!
人に迷惑をかけない、自分の事は自分で何とかするという考えが学習塾跡地での野宿に繋がったのでしょうが、この行動もどう考えても普通じゃありません。
誰にでも優しいって…
誰にでも優しいって、やっぱり無責任だからね
ドキッとさせられる一言その2。
本当に仰る通りです。
でもそう思っていてもなかなか口に出来ませんよね。
私はね、休日は散歩の日なの…
私はね、休日は散歩の日なの、家にいたくないから。一日一緒に家にいるなんて、ゾッとする
家に居場所がない、家は居心地が悪いということがこれでもかというくらい伝わってくるセリフ。
異常な家庭を羽川本人が受け入れてしまっているため問題にはなっていませんが、これは親権者としての責任の放棄で暴力の伴わない虐待に近いと思います。
こんな家庭で育っていれば、大きなストレスを抱えることにも納得です。
私は阿良々木君が大好きだよ
ねぇ、阿良々木君。私は阿良々木君が大好きだよ。私と結婚を前提に付き合ってくれないかな?
羽川が羽川自身と、そして怪異と向き合った末の告白のセリフ。
結果的には羽川は阿良々木にフラれていますが、この失恋の経験が羽川が人間らしく生きるために必要な過程だったのでしょう。
ちゃんと失恋して、ちゃんと泣けたからこそ、新・羽川翼への第一歩が踏み出せたのだと思います。
ブラック羽川の名言
ここからはブラック羽川の名言を紹介します。
にゃにゃめにゃにゃじゅうにゃにゃど…
斜め77度の並びで泣く泣く嘶くナナハン7台難なく並べて長眺め
「な行」が「にゃ行」になってしまうブラック羽川が毎度言わされるセリフ。
言わせたのはもちろん阿良々木!
半猫状態の女の子が一番かわいく見える状況がよく分かっている!
さすが阿良々木!!
それぐらい可愛い!
十数年積み重ねてきた家族の苦しさが…
たかが? 十数年積み重ねてきた家族の苦しさが、数ヶ月募らせた恋愛の切にゃさに劣っちゃいけにゃい理由でもあるのかニャ?
羽川の気持ちの化身とも言えるブラック羽川だからこそ言えるセリフ。
個人的には、ブラック羽川のセリフの中でこのセリフが一番好きです!
怪異であるブラック羽川が、羽川の気持ちの大きさや耐えてきた苦しみ・想いを尊重している感じと、それをないがしろにされたことにしっかり怒っている感じが本当に好きです!
誰にでも優しいっていうのは…
誰にでも優しいっていうのは、特別な人間がいにゃいってことだにゃあ
ドキッとさせられる一言その3。
ブラック羽川は羽川のストレスの化身なだけあり、考え方も似ている!
そして物事をハッキリ言う羽川とは一味違う鋭さがある!
つまり同じような事を言われても、羽川に言われるより抉られる!
泣くんじゃにゃくて鳴くだけ
泣くんじゃにゃくて鳴くだけにゃ。にゃおん。
羽川からの手紙を読み終えたブラック羽川のセリフ。
このシーンは雰囲気も相まって、ブラック羽川の憎めなさ度が上がること間違いなしです!
羽川翼は天才
羽川は完全無欠の優等生!
優等生過ぎる優等生でもはや異常です!
羽川はとにかく知識量が半端じゃなくとにかく異常!
忍野メメや貝木泥舟が警戒するほどで、見せかけの天才ではなく本物と見做されています。
調味料を使わない
尋常じゃない量の一般知識・教養を備えている羽川ですが、特徴的なのが食事のとりかたです。
『つばさタイガー』で羽川の自宅が火事になった際、戦場ヶ原宅に泊まり一緒に食事を取ることになりますが、何故か羽川は全ての料理に調味料をかけずに食べ始めます。
・フランスパン
・サラダ
・目玉焼き
だったよ!
それだけなら薄味派としても理解できますが、不思議に思った戦場ヶ原は羽川にある質問をするのでした。
お寿司に醤油は?
天ぷらにつゆは?
ヨーグルトにグラニュー糖は?
ハンバーグやオムレツにケチャップで文字を?
お好み焼きにソースは?
おにぎりに塩は?
食後のコーヒー お砂糖はおいくつ?
(戦場ヶ原ひたぎ)
全てにおいて一切調味料を入れない羽川。
料理って味がなくても美味しいじゃない
(羽川翼)
羽川はそのままの味が好きとか、素材の味を楽しみたいとかそういう理由で調味料を使わないのではなく、出されたものを何でもそのまま受け入れているだけなのです。
これは何に対しても文句を言わずおかしすぎる家庭環境すらも受け入れてしまう羽川の性格からくる異常性の一つと言えるでしょう。
怪異との関係
作中では阿良々木の周りの女の子たちが次々に怪異に関わっていきますが、羽川も例外ではありません。
ここからは羽川が深くかかわった2つの怪異を紹介します。
ブラック羽川
忍野からは『障り猫』と呼ばれた猫の怪異。
夜になると羽川の身体を使って出歩き、悪行を働いていました。
最も凶悪だったのは羽川の両親と呼ばれる2人を半殺しにしたことでしょうか。
人間の言葉を喋りますが、猫なので語尾や言葉の一部が「にゃ」になります。
羽川は障り猫が自分の身体を動かしている間の記憶はなく、爪の間の泥や服の汚れで夜で歩いていることを推察していました。
障り猫は「ブラック羽川」と呼ばれ、阿良々木や忍との何度か対峙しています。
忍野によると障り猫は通常、そんなに厄介な怪異ではないそうです。
しかしブラック羽川の凶暴性はかなり危険で、そのうち死人を出してもおかしくないほどでした。
その蓄積されたストレスが限界を超えた時、障り猫が現れ羽川の溜まったストレスを発散して歩いていました。
→でも意見することはなく受け入れていた
→あるきっかけでストレスが限界を超える
→ブラック羽川顕現
→ストレスの大元である2人を攻撃
しかし羽川にブラック羽川が従者である意識はなく、妹のように思っています。
苛虎
燃え盛る虎の怪異で、羽川が生み出した新種の怪異。
ブラック羽川が羽川のストレスから生まれているのに対して、苛虎は羽川の中にある嫉妬から生まれた怪異です。
次に羽川が寝泊まりしていた学習塾跡地でも火事が起こりました。
学習塾跡地→阿良々木が自分ではなく神原駿河を頼っていた事を知り嫉妬したから。
戦場ヶ原家(未遂)→戦場ヶ原親子の絆に嫉妬したから。
髪型がメッシュになった理由
障り猫と苛虎との一件を経た羽川は、髪がメッシュになりました。
これは妹と呼んだ二つの怪異と融合したことが原因です。
ストレスの原因は?
羽川が障り猫と苛虎を生み出してしまったのは、過度のストレスのせいです。
苛虎誕生の原因は、恋心から嫉妬心が出てきた事。
ストレスの捌け口が無い状態でした。
でも羽川はそういうこともできません。
そのかわり、ストレスを自分から切り離すことで【羽川翼】を保ったのです。
ただし羽川は意図的にストレスを切り捨て怪異を生んだわけではありません。
戦場ヶ原との関係
阿良々木の事が好きな羽川にとって、阿良々木の彼女である戦場ヶ原は恋敵になります。
しかし羽川と戦場ヶ原は意外にも良好な関係を保っていました。
怪異(蟹)との一件を解決した戦場ヶ原は羽川と同じように人間性に変化が生じています。
本来の性格を取り戻した結果、戦場ヶ原は羽川をとても大切な友人の1人として認識していました。
そしてそれは戦場ヶ原だけでなく、羽川も同じだったので互いに特別な友人になったのです。
手紙全文
羽川は苛虎と対峙する際、ブラック羽川に手紙を書いています。
アニメではその一部分のみ朗読されましたが、猫物語(白) 第二巻/つばさタイガー(下)(完全生産限定版) にて手紙の全文が朗読されています!
気になる方はチェックしてみてください!
羽川翼の声優は堀江由衣
生年月日 | 1976年9月20日 |
出身地 | 東京都 |
血液型 | B型 |
身長 | 155㎝ |
所属事務所 | ヴィムス |
主な出演作品
- Re:ゼロから始める異世界生活 フェリックス・アーガイル役
- 白猫プロジェクト アイリス
- 最果てのパラディン マリー
羽川翼の名言が深い
今回は『物語シリーズ』でヒロインの1人を務める【羽川翼】についてまとめました。
・優等生の中の優等生
・過度のストレスに耐え続けた結果、二つの怪異を生んでいる
・的を得た名言を多く残している
・複雑すぎる家庭で育ち普通じゃない
・可愛くて胸が大きい委員長
・声は堀江由衣さんが担当している
しかしそんな羽川も、怪異と向き合い阿良々木や戦場ヶ原たちと過ごす中で徐々に人間味を帯びてきています。